このブログ「月の兎の学び場」では大学生から資産形成を行いたいと考えている方や今すぐに資産形成を始めたい方に向けた情報を更新していく予定です!
自己紹介
こんにちは!ラビルナです!
今までの経歴
- 国公立大学薬学部に通う現役大学生(24歳)
- 資産形成のため、2023年5月から投資を開始
- 大学生からの投資を行うことで同世代の経済的成長が可能だと感じ、ブログの更新を開始
これまでの投資先(つみたてNISA)
- 毎月1万円をeMAXIS Slim 全世界株(オールカントリー)
- 毎月300円をeMAXIS Slim 先進国株式インデックス
これからの投資先(新NISA)
- 毎月1万円をeMAXIS Slim 全世界株(除く日本)
この記事を見る方の中にはいろいろな情報を得た上で見ている場合も多いと思うので、ここまでに出た言葉が分からないという方は少ないかもしれません。しかし、わからないという方もいると思います。この記事を読むことで、投資を始める方に必要な最低限の知識は身に着けられることでしょう。
資産形成のために投資をする理由
現在、日本ではインフレであると言えます。簡単に言うと、物価があがっているということです。
資産形成というとすぐに思いつくのは貯金ではないでしょうか?しかし、貯金をするだけでは物価の上昇に自分の資産が追い付くことはできないです。
「銀行に預ければ利息が付く」という方もいると思います。実は、銀行の利子は0.001%くらいです。なんと、100万円を預てやっと10円の利息が付くのです。日本は超低金利なのです。
私はこの事実を知ってから、貯金での資産形成をあきらめました笑
ここまでの説明で預金では資産形成は難しいということが分かったと思います。次の選択肢に上がるのは、社会人の場合は年収を上げることが選択肢に上がると思いますが、大学生ではそういうわけにもいきません。バイトで稼ぐことはできても扶養に入っている場合、年収の壁があり稼ぎすぎると税金を払うことで結果的に所得が減る可能性があります。また、バイトばかりをして大学生活の経験ができないことも今後の人生で大きな損失になるのではないでしょうか。
そこで、私は投資によってお金に働かせるということをお勧めします。
おそらく今「投資ってギャンブルでしょ?」「お金が減る可能性があるなら貯金をした方がいいのでは?」と思った方がいるのではないかと思います。私も投資を勉強する前はそのように思っていました。
具体的に言うと「株を安く買って、株を高く買うことが投資である。」と思ってましたが、実はそれはデイトレードという投資の仕方です。しかし、私がお勧めするのは投資信託であるインデックスファンドです。
次の項で、内容は詳しく話しますが大学生の間は時間を大切にするためにもインデックスファンドでの投資が良いでしょう。
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、市場全体の動きを表す代表的な指数に連動した成果を目指す投資信託です。
インデックスは<指数>を、ファンドは<投資信託>を意味します。
先ほどからたびたび出ている投資信託から詳しく説明します。
投資信託は、複数の投資家がお金を出し合って、プロのファンドマネージャーによって管理される投資商品です。言い方を変えると、自分のお金を預けてプロがそのお金を運用してくれるということです。
「え~、自分のお金を他人に使わせるの?」と思うのは当然だと思います。
しかし、実際に自分で投資を行うとそれなりの知識と時間が必要になります。
お金を預けるのは自分に比べてはるかに経験のある投資のプロです。初心者で失敗してしまうより、プロに任せた方がむしろ安心するのではないでしょうか?
また、投資信託は株や債券、不動産の詰め合わせです。1つの会社の株を買うのではなく、いろいろな会社の株などで構成された投資商品です。例えると、株はお惣菜、投資信託はお弁当のようなイメージです。
そして、インデックスファンドはお金を預けたマネージャーが勝手に株を買うのではありません。
インデックスファンドは特定の指数に連動するように株の構成が入れ替えられます。
特定の指数とは、日経平均やNYダウ、S&P500などがあります。先ほどの例えに繋げるなら、幕の内弁当や唐揚げ弁当、ハンバーグ弁当などお弁当の種類が異なるという感じです。
インデックスファンドについて簡単ですが説明させていただきました。
なぜインデックスファンドなのか?
まずは、インデックスファンドのメリットを上げていきます。
- プロが特定の指数に合わせて投資先を構築してくれる
- 分散投資が出来る
- 低コストで運用ができる
- 市場全体の平均的なリターンを得られる
- 自分の運用スタイルが把握しやすい
《プロが特定の指数に合わせて投資先を構築してくれる》
前の項のインデックスファンドの説明で同じことを言ったのでここは割愛します。
付け加えて言うのであれば、自分で運用する必要がないので、自分の時間を使わなくて済むということです。いわゆる、ほったらかし投資ができます。
《分散投資ができる》
投資の世界には「卵を同じ籠にいれるな」という有名な言葉があります。
卵がすべて割れてしまう危険性は避けろということです。
卵がすべて割れてしまう=資産がすべてなくなる
例えば、自分の資産をすべて1つの会社の株に集中させた場合、その会社の業績が悪化すると自分の資産も減っていきます。
先ほどの項で、投資信託は株の詰め合わせと紹介しましたが、つまり、異なる株をいくつも持つことになるので、投資信託を買うこと自体が分散投資することになるのです。
《低コストで運用できる》
投資をする上で、コストはとても重要な要素です。
インデックスファンドでは指数に合わせて構成比率が決められるので、コストは低く済みます。
投資信託にはアクティブファンドというものもあります。
アクティブファンドを簡単に説明すると、市場全体を上回る成績を目指してファンドマネージャーが分析をして取引を行う投資信託のことです。
ファンドマネージャーが分析をする、取引をするという工程があるため、手数料=コストがインデックスファンドに比べて高くなります。
「アクティブファンドの方がよくない?」と思った方もいるのではないでしょうか。
過去のデータでは、短期的にはアクティブファンドがインデックスファンドを上回る成績を残すことがありましたが、中長期的にはインデックスファンドの方が成績が良いことが分かっております。
運用コストは投資している間はずっとかかるので、低いに越したことはありません。
《市場全体の平均的なリターンを得られる》
先ほど登場したアクティブファンドは市場全体を上回る成績を目指すものでしたので、成長が予測される株を買うことになります。
買った会社の成長の予測が当たれば市場全体の成長に比べてリターンは高くなります。
しかし、予測が外れると市場全体の成長に比べてリターンが低くなります。
インデックスファンドは1位にはなれないが、最下位にもならないということです。
アクティブファンドの9割はインデックスファンドに勝てないというデータを見る限り、インデックスファンドに安心して投資することが良いのではないでしょうか。
《自分の運用スタイルが把握しやすい》
インデックスファンドでは、運用スタイルが明確であるため、どの銘柄やどのような分野に投資しているかが把握しやすいのです。
実際に始めてみると分かりますが、どの投資信託でも構成比率は見ることができます。
あくまでも自分の資産を使っているわけですから、自分の持っているものが何かわからないというのは避けたいですよね。
以上が私がインデックスファンドをお勧めする理由です。
大学生から始める理由
- 長期投資がインデックス投資の鉄則だから
- 18歳から自分の口座を作ることができるから
- バイトなどで稼いだ自分のお金を投資に使うことができるから
《長期投資がインデックス投資の鉄則だから》
投資の世界には<複利>があります。
複利はよく単利と比較されます。
単利は投資した元本に利率がかかるため、元本の多さに比例します。
複利は投資した元本に加えてそれまでの利益にも利率がかかるのです。つまり、時間をかければかけるほど複利の効果が高まります。
つまり、社会人になってからやろうと思っている人に比べて学生からやっている人の方がトータルの結果が良いと言えます。今現在、社会人の方も遅くはないです。
やろうと考えた瞬間があなたの人生でもっともはやく始められる瞬間です。
そして、過去のデータから特定の期間を切り取って、インデックスファンドを行っていた場合のリターンを調べた研究から、15年投資を続けると最悪の15年間を切り取ってもリターンがプラスになったのです。
このことから、インデックスファンドで投資をする場合、少なくとも15年を見ておくとよいでしょう。
大学生からの15年と、50歳を超えてからの15年は全く違うと思います。50歳を超えてから投資を始めることは遅いというわけではないです。
《18歳から自分の口座を作ることができるから》
2024年から新しい投資の制度が始まります。新NISA制度です。
この制度の最大のメリットは、投資で得た利益は非課税であるということです。
通常、投資で得た利益には20%の税金がかかります。100万円の利益が出たら20万円が税金で取られるのです。
その20%がなくなるのは資産形成にはすごくいいと思います。
では、どうすればいいのか?
簡単です。
NISA口座を作りそこでに資産を移して運用をするのです。
最初のステップである【NISA口座を作る】ことの条件が18歳以上であることです。
大学生になりたての方は18歳ではないかもしれないですが、18歳になるまでにやることはいくらでもありますし、18歳の方でも元本がなければ口座を作ることしかできません。
18歳になって口座を作れるだけなので、大学生になりたての方(もしかしたら高校生以下の方も観てるかもしれないですが)安心してください。
口座作成までにやることは別のブログにまとめますね。
《バイトなどで稼いだ自分のお金を投資に使うことができるから》
これは私の気持ちなのですが、たとえ親からのお小遣いだとしても他人のお金を使用して投資をすることは引け目を感じます。
投資は資産が減る危険性もあるため、他人のお金を使用すると減った時に慌てて損しないようにすぐに売ってしまおう、と気持ちが動いてしまう人も多いのではと思います。
先ほどインデックス投資は長期で行うことで利益が得られると考えられているので、増減に気持ちを動かされていては長期投資が難しいのではないでしょうか。
投資は自分の責任で行うものなので、投資に使うお金は自分で稼いだお金をお勧めします。
もちろん、高校生の時にバイトで貯めたお金を使用するのもいいと思いますが、そのためたお金が投資のためにためたお金ではないのであれば、使う用途は一度考えてみても良いと思います。
大学に入ってから始めたバイト、バイトを続けるが大学に入ってから得られるバイト代などを投資に回してもいいのではないでしょうか。
自分の稼いだお金を使って投資するので責任やリスク許容度は自分で決めて良いのです。
最後に
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます!
大学生になって投資を始めようという方、大学生のうちから投資を始めたい方に向けた記事を用意しました。
この記事では大学生から投資を始めるメリットをメインに書いたので、この記事がきっかけで始めてくださる方がいるとうれしいです!
コメントなどで教えてください!
ラビルナ
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